Vbeamレーザーは最新型のパルス式、フラッシュランプ励起の医療用色素レーザーのことです。
これは血管の増生が原因で起こる疾患(毛細血管拡張症や良性皮膚血管病変など)の治療に適しています。
美白効果はVbeamのレーザー光が表在性の(皮膚表面にある)メラニンに反応する特性を利用して治療していきます。
また、Vbeamの広いスポットサイズ、照射スピードの早さを生かすことにより、顔全体(フルフェイス)の治療を短時間で効率よく行うことができます。
そして、Vbeamには冷却ガスによる皮膚の保護機能が備わっていますので「ダウンタイム(化粧のできない期間)」がなく、序々に目立たなくしていくことができます。
コラーゲンの増生と皮膚代謝の活性化はVbeamのレーザー光が皮膚深部まで到達する特性があることを生かしています。
照射したレーザーエネルギーが熱に変換されることで、皮膚深部にある繊維芽細胞を活性化し、コラーゲンの産生を促進していきます。
これにケミカルピーリングやトレチノイン酸などの治療法を併用することになり皮膚全体の代謝を促進し、肌の内側からキメやハリを改善していきます。
イボ除去後、毎日のぬり薬で湿潤処置
バンドエイドを1~2週間続けます。
(この例ではイボが大きいため、2週間要した)
赤~ピンク色の肌が再生
色は半年程度でわからなくなります。
再発の有無を確認して終了します。
(もう一度、レーザーを照射することがあります)
ホクロ除去後、ぬり薬で湿潤させることが大切
湿気で上皮の成長を促し、早くきれいに治ります。
バンドエイドは10日間程度で終了します。
治りたての赤い再生上皮
Vビームやコンシーラーで赤みを緩和します。
レーザー治療では、縫い目がなく目立ちません。
再発のないことを確認して終了します。
レーザー照射後はバンドエイド
10日後に再診し、イオン導入などを行います。
(不都合な方にはバンドエイド以外の方法もあります)
ご自宅でのスキンケアを確認し、アフターケアの重要性理解して頂きます。
アフターケアの実行
日焼け止めが基本です。より自然な肌色を仕上げるための指導を受けます。治療後のアフターケアは結果を左右します。(個人差があります)
シミ再発の予防法をご提案します。
・尋常性・炎症性・瘢痕性
いずれも長期間に渡ってあるものは、難治性と考えられている
難治性のニキビにピーリング
月2回程度は、定期的に根気よく通院します。
自宅でのニキビ治療薬
健康保険でお薬を処方します。
ニキビ用スキンケアをご提案します。
術後の安静が大切
1週間、腕を使わないで過ごします。
気になるキズ跡
キズ跡の緩和治療が可能です。
個人差はありますが、目立ちにくくなります。